ジャスミンの種類

ジャスミンの種類

フレグランスの定番ともいえるジャスミンは、花の女王ともいわれ、ローズとならび香料業界では、至高の植物として頻繁に使用されています。
何世紀にもわたって、ジャスミンはその甘くてロマンチックな香りで人々を魅了してきました。
最も有名な香水でもあるシャネルNo. 5でも使用されています。
ジャスミンという名前は、古代ペルシア語の"ヤスミン(yasamin)"に由来しています。

アロマテラピーでは、2つの品種のジャスミンが使用されています。
ジャスミン(Jasminum grandiflorum)とジャスミンサンバック(Jasminum sambac)です。
それぞれ、ジャスミンはインドやエジプトが産地で、ジャスミンサンバックはインドや中国が産地です。
ジャスミンの香り成分を抽出する際は、熱に弱い芳香成分を持つため、有機溶剤抽出法を用いてアブソリュートを生成します。

[ジャスミン]

ジャスミンは、白色の甘い香りがする花を咲かせます。
多くの花にみられる、香りの最も重要な成分でもある酢酸ベンジルという成分の割合が高く、お花の甘い香りの成分となっています。
そのほかには、安息香酸ベンジルやリナロール、インドールなどが含まれています。
香水世界で長年愛されていて、エキゾチックでフローラルな香りが特徴的です。

主要成分の特徴として下記が挙げられます。

酢酸ベンジル:気分を高める作用があり、ジャスミンの甘い香りの成分

安息香酸ベンジル:甘いバルサミコ酢のような香り成分

リナロール:心を落ち着かせるフローラル調の香り成分

[ジャスミンサンバック]

ジャスミンサンバックは、アラビアンジャスミン、チャイニーズジャスミンとも呼ばれ、ジャスミンティーに使われる香り高いジャスミンです。
香り成分は主にα-ファルネセン、酢酸ベンジルという成分です。
そのほかには、ベンジルアルコールなどが含まれています。
ジャスミンよりも甘くてフレッシュな香りがします。

主要成分の特徴として下記が挙げられます。

α-ファルネセン:リンゴや他の果物の皮に含まれており、穏やかで甘く暖かい木質の香り成分

酢酸ベンジル:気分を高める作用があり、ジャスミンの甘い香りの成分

ベンジルアルコール:心を落ち着かせる穏やかな香りの成分

《まとめ》
ジャスミンのロマンチックな甘い香りは、気分を変えたいときや元気がほしいときに明るい気分にさせてくれます。

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