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ゼラニウム精油の種類と香り

ゼラニウム精油の種類について

ゼラニウムは、フクロソウ科ペラルゴニウム属の多年草植物で、ヨーロッパやアジアを含む多くの地域で栽培されています。
鮮やかな緑の葉と小さなピンクの花を持っていて、葉に触れるだけでバラのようなフローラルな香りがする植物です。
ゼラニウムには多くの品種があり、ミントや柑橘系の香りがするものもあります。
日本では、ニオイテンジクアオイ(匂天竺葵)とも呼ばれます。

ゼラニウムの葉と花を水蒸気蒸留することで抽出したエッセンシャルオイルは、香水や化粧品の成分として広く使用されています。
アロマテラピーでは、エッセンシャルオイルを香らせることで、ストレス、不安、倦怠感、緊張感などを和らげ、幸福感やリラックス感を高めることが知られています。

また鎮静効果があるため、キャリアオイルで希釈し、肌に塗布してマッサージすることでリラクゼーションを促します。

ゼラニウム精油には主にブルボンとローズの2種類のエッセンシャルオイルがあります。
ブルボンとローズは、同じ学名の品種でほとんど同じ組成と特性を持っています。

オイルに含まれている主な成分は、シトロネロール、ゲラニオール、リナロール、ギ酸シトロネリルです。

それぞれの成分の特徴として下記が挙げられます。

シトロネロール:抗菌、抗炎症、鎮静、鎮痙、虫除
バラの主成分で、甘いローズ調の香り成分

ゲラニオール:抗菌、鎮痛
バラにも含まれているローズ調の香り成分

リナロール:鎮静、抗不安
落ち着くようなフローラル調の香り成分

ギ酸シトロネリル:自律神経安定
ローズ調の香り成分

ブルボンとローズタイプで大きく違うのは、植物の生育地域と香りです。

[ブルボンタイプ]

名前の由来となったブルボン島(レユニオン島)または、マダガスカル原産のゼラニウムです。
やわらかいフローラルな香りで、ハーブ調の香りがします。
ストレスや緊張感があるときに心のバランスをとるといわれます。

[ローズゼラニウム]

エジプト原産のゼラニウムです。
ゼラニウム・エジプトとも呼ばれます。
バラに似たフローラルな香りで、気分を高揚させます。
悩みやストレスに伴う緊張を和らげるといわれます。

なお、フロリハナでは、ゼラニウムのフローラルウォーターの取り扱いもございます。
>>商品ページはこちら[ゼラニウムウォーター]

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