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フローラルウォーターの種類 Vol.1

フローラルウォーターの種類

フローラルウォーターは芳香蒸留水やハーブウォーターとも呼ばれ、英語圏ではハイドロゾルと呼ばれます。
花、葉、その他の植物材料を水蒸気蒸留することで2つの生成物が作られます。
植物の油溶性成分を含むエッセンシャルオイル(精油/アロマオイル)と、水溶性成分を含むフローラルウォーターです。

フローラルウォーターの歴史は、ローズの花から得られるローズウォーターから始まりました。
古代ローマ人は身体を清めるために使用していました。
近年では、スキンケアや化粧品原料として利用されています。

フローラルウォーターとエッセンシャルオイルは、どちらも特徴的な性質を持っています。
フローラルウォーターには精油成分が微量に含まれていますが、メインとなる成分は水溶性成分です。

香りもエッセンシャルオイルと比較すると、柔らかくて微香です。
肌にとてもやさしく、希釈せずそのままお肌に化粧水として使うことができます。
また、収斂作用によりお肌を引き締め、かゆみや炎症を抑える等の働きがあるといわれています。

今回は、弊社が取り扱いのフローラルウォーターについて数回に分けてご紹介します。

まずは、スキンケアによく利用する代表的なフローラルウォーターのご紹介です。

[ローズ]

ローズウォーターはバラ水とも呼ばれ、最も一般的なフローラルウォーターの1つであり、深く甘い花の香りがあります。
また、いくつかの大きな利点があります。
すべての肌質に有効で、穏やかな収斂性があります。
特に加齢肌、乾燥肌、敏感肌の調子を整える働きがあるといわれています。
また、その甘い香りは心の緊張を和らげてストレスの緩和にも良いでしょう。

弊社では、ダマスク、センティフォリア、アルバの3種類のローズウォーターのお取り扱いがございます。
それぞれの香りは、ダマスクは酸味のある力強い甘いバラの香りです。
センティフォリアは、フローラルな香りが控えめでさっぱりとした香りがします。
アルバは、ダマスクほど香りは、強くはありませんが酸味がなく、より甘い香りです。
一般的なバラ水は、ローズダマスクにあたります。

[ネロリ]

ビターオレンジの樹から得られるフローラルウォーターで、オレンジフラワーウォーターともいいます。
日本では、ダイダイという名前で知られていて、お正月には鏡餅に乗せる縁起物としても知られています。
ビターオレンジの樹は、特徴的で果皮、花、葉にそれぞれ芳香成分があります。
ネロリウォーターは、花を蒸留することにより得られます。
17世紀には、ネロリをベースに作られた"ケルンの水"という世界最古の香水が作られました。

すべての肌質に有効で、穏やかな収斂性があります。
特に混合肌、敏感肌によいといわれています。

[ラベンダー]

ラベンダーは、ラテン語で"lavare"="洗う"という意味の単語に由来します。
日本では、真正ラベンダーと呼ばれます。
弊社では、夏の満開時に標高1000メートル以上の山に自生をしている野生種のラベンダーの花を蒸留してフローラルウォーターを得ています。
あらゆるタイプの肌質に適しており、皮脂のバランスを取りながら、お肌のキメを整えます。
また、低刺激のため赤ちゃんのオムツかぶれを緩和するのに最適といわれています。



フローラルウォーターは、全て100%オーガニック&ナチュラル製品です。
エコサートとコントロールユニオンによりオーガニック認定を取得しています。
下記5種類のオーガニック認定マークが商品についています。

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