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フローラルウォーターの種類 Vol.2

フローラルウォーターの種類 Vol.2

弊社が取り扱いのフローラルウォーター/ハーブウォーターについて数回に分けてご紹介します。

今回はジャーマンカモミール、ローマンカモミール、コーンフラワーのフローラルウォーターのご紹介です。
この3種類は、同じキク科の植物でお肌の調子のバランスを整えるのに適していて、乾燥などによる肌トラブルに最適です。

カモミールには数種類あり、アロマテラピーではジャーマンとローマンのカモミールを使用します。

[ジャーマンカモミール]

ジャーマンカモミールは、白い花を持つ一年草の芳香植物です。
花びらに囲まれた黄色の中心部に芳香・薬効成分が含まれています。
ユーラシア大陸と北アフリカで発見されたこの一年草の芳香植物は、現在は様々な国で栽培されています。
カミツレやブルーカモミールという名前でも知られています。

学名のMatricaria(マトリカリア)は、子宮を意味するラテン語の"matrix"から由来するといわれ、古くは婦人病の治療に用いられていました。
また、古代ではエジプト人、ギリシャ人、ローマ人によって治療や美容目的でも使用されていました。
今日では、心を落ち着かせる働きと消化を促進させる働きがあるため花の部分は、ハーブティーとしてよく使用されています。

フローラルウォーターは成分的に精油の作用に似ているといわれます。
主に鎮静作用や炎症を和らげる働きがあるといわれています。
そのため、肌荒れや乾燥肌、敏感肌のためのスキンケア化粧水として適しています。
また、お部屋で超音波ディフューザーを用いることで、甘くフルーティな香りが落ち着いた雰囲気を作り出します。

[ローマンカモミール]

ローマンカモミールは、小さな白い花を持つ多年草の芳香植物です。
ヨーロッパでは、薬用植物として古くから鎮静、抗炎症、消化促進のために使用されてきました。

フローラルウォーターは、ジャーマンカモミールと同様に鎮静作用や炎症を和らげる働きがあるといわれています。
そのため、荒れた肌や乾燥肌、敏感肌のためのスキンケア化粧水として適しています。

また、リネンスプレーとして使用することで、甘くて心地よい香りで心を落ち着かせることができるといわれます。

[コーンフラワー]

フランスでは、"Bleuet(ブルーエ)"と呼ばれます。
トリコロールカラーでも知られているフランス国旗の青色がコーンフラワーの花の色とされています。
ヨーロッパ原産の一年生植物で、山や畑などさまざまな土壌で育ちます。
和名では、ヤグルマギクと呼ばれます。
甘い花の香りを持つキク科の青紫色の花を持つこの植物は、コンフラワーブルーと呼ばれ犠牲者と退役軍人を記念して、第一次世界大戦の時にフランスの歴史的シンボルにもなりました。
現在は戦没者追悼記念日にコーンフラワーの襟章をつける文化があります。

爽やかでほんのり甘い香りがあり、主に鎮静作用や炎症を和らげる働きがあるといわれています。
スキンケアでは、すべての肌タイプに適しています。

なお、これら3つの植物は、キク科のためアレルギーをお持ちの場合は、使用する際注意が必要です。

フローラルウォーターを使用した簡単なスキンケア方法をご紹介します。
・クレイパック
クレイにちょうど良い柔らかさのペースト状になるようにフローラルウォーターを少しずつ入れてかき混ぜます。
お顔全体に塗り、水分がなくなるまで10分ほど待ちます。
お湯で綺麗に洗い流します。
そのままだとお顔の水分と脂分が不足しているので、フローラルウォーターとキャリアオイルで補給します。



フローラルウォーターは、全て100%オーガニック&ナチュラル製品です。
エコサートとコントロールユニオンによりオーガニック認定を取得しています。
下記5種類のオーガニック認定マークが商品についています。

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