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【アロマメモ】タイム精油の種類と香り

【アロマメモ】タイム精油の種類と香り

タイム精油の種類と香り

ヨーロッパでは、古くからタイムは薬用や料理、またスピリチュアルの用途のハーブとしても利用されてきました。
"タイム"という名前は、ギリシャ語の"thumus"(勇気を意味する)が由来といわれています。
ローマ人は身体を清めるためにタイムを入れてハーブバスをしていたことが知られています。kishimotokenji
古代エジプト人は、防腐処理とミイラ化のプロセスの1つとして タイムを使用していました。
中世のハーバリストは、穏やかな睡眠を促すためにタイムを枕の下に入れていたといわれています。

タイムは、芳香を持つ多年生植物で世界中に数多くの種類が存在しています。
フロリハナには、タイム精油が5種類ございます。
成分と特徴は、タイムの種類によって異なります。
5種類のタイムには、それぞれ下記の特徴的な主要成分が含まれています。
チモール、ツヤノール、ボルネオール、リナロール、シネオールという主要な成分がそれぞれ含まれています。

[タイムチモール]

タイム精油の化学成分として、最も有名な成分は抗菌および抗真菌の働きがあるチモールです。
この精油には、チモールが40%以上豊富に含まれています。
その他構成する成分には、カルバクロール、p-シメン、ガンマテルピネンがあります。
フェノール類のチモールは、その抗菌特性について広く研究されています。
この成分は、マウスウォッシュに配合されていることで有名です。 
同じくフェノール類のカルバクロールは、チモールと同様に抗真菌性と抗菌性があります。

パラシメンは、フレッシュな柑橘系のような香りを持つモノテルペン化合物です。
鎮痛や抗菌、抗炎症作用があるといわれます。

ガンマテルピネンは、さわやかな甘くて鋭いグリーンな香りがします。
多くの柑橘類に自然に存在し、抗酸化に期待できると考えられます。

[タイムツヤノール]

主成分としてモノテルペンアルコールのツヤノールを多く含んでいるため、抗菌などの作用があるといわれています。
また、呼吸器系に良いといわれるティートリーの主成分と同じテルピネン-4-オールも含んでいます。

[タイムボルネオール]

主成分としてモノテルペンアルコールのボルネオールを多く含んでいるため、抗菌などが期待されると考えられます。
この成分は、皮膚刺激には注意が必要です。 痛みや炎症を和らげたりするのに有効な精油といわれています。

[タイムリナロール]

主成分として鎮静効果や抗不安効果、抗菌効果などがあるといわれているリナロール(40%以上)が、多く含まれています。
また、リナロールが含まれていることで、リラックスや気分転換に良い香りです。
フランスでは、はちみつに加えてのどのケアに用いられることがあります。

[スパニッシュマジョラム]

商品名にマジョラムとついていますが、スイートマジョラムとは別の植物でタイムの近縁植物です。
主成分として、鼻づまりなどの呼吸器系の不調を改善するシネオール(ユーカリプトール)が、豊富に含まれています。

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