はじめに
バジルは料理のハーブとして親しまれる一方で、古代から「神聖な植物」として儀式や薬草療法にも用いられてきました。
精油としては主に バジルトロピカル と バジルリナロール の2種類があり、同じバジルでも含まれる成分によって香りなどに大きな違いが見られます。
これは「ケモタイプ」と呼ばれる精油の特徴で、同じバジル(Ocimum basilicum)から採れるものであっても、栽培地や成分構成の違いによってそれぞれが独自の個性をもちます。
バジルトロピカルとバジルリナロールの特徴や主な違いをまとめました。
| 特徴 | バジルトロピカル | バジルリナロール | 
|---|---|---|
| 香り | フレッシュでスパイシーな香り | 柔らかくまろやかな香り | 
| 成分 | メチルチャビコール、リナロール | リナロール、1,8-シネオール、メチルオイゲノール | 
| 作用 | さっぱりと気分をシャープにしたいとき | 心を落ち着かせリラックスしたいとき | 










